12 Oct 2022
金融センターランク、アジア首位に浮上
英調査会社Z/Yenグループと中国総合開発研究院(CDI)が発表した最新の「世界金融センター指数(GFCI)」ランキングで、シンガポールは3位となった。事業環境やインフラが評価され、前回調査(3月)の6位から順位を上げた。アジアでは首位に浮上した。
Z/Yenグループと中国総合開発研究院は、同ランキングを年2回公表している。今回は世界119都市を対象に調査。事業環境、人材、インフラ、金融業界の発展、評判・一般の5項目を評価して指数を算出した。
シンガポールの指数は726となり、前回調査から14ポイント上昇。4位の香港を1ポイント上回り、アジアで最上位となった。項目別では、事業環境、インフラでそれぞれ3位と評価が高かった。香港は、新型コロナウイルス対策の規制措置が響き、順位を1つ下げた。
世界金融センター指数ランキング
1.ニューヨーク(米国)
2.ロンドン(イギリス)
3. シンガポール
4. 香港
5.サンファンシスコ(米国)
6.上海(中国)
7. ロサンゼルス (米国)
8.北京(中国)
9.深圳(中国)
10. パリ (フランス)
(Source: NNA)