12月の米消費者マインド指数(確定値)は2004年以来の高水準に上昇した。ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利を受けた家計や米経済への楽観が続いた。
ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は98.2と、前月の93.8から上昇した。速報値は98。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値も98だった。
ミシガン大の消費者調査ディレクター、リチャード・カーティン氏は発表文で、「このような好ましい期待は実際に政策が変更される前に成長活性化を後押しする可能性がある一方、トランプ大統領のパフォーマンスを評価する基準を引き上げる」と指摘。カーティン氏は電話会議で、大統領選挙後のセンチメント上昇は頭打ちになっており、今後数カ月に低下する可能性が高いと述べた。